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モバイルアプリのROIを向上する6つの方法

Avatar Tedy Zhang Sep 21, 2016

大手のモバイルゲームやアプリ制作会社が利益高ランキングで上位にランクインするのは、単なる偶然ではありません。

これらの会社は最高のユーザー体験をもたらし、質の高いユーザーを獲得するために多額の広告費を投資し、広告投資のROI向上のために、あらゆる最適化を行います。

わずかな最適化が、広告主のビジネスに重大なインパクトを与えます。

例えば、12%のコスト最適化により、大手アプリ制作会社は広告費を月単位で400,000ドル抑えることが出来ます。またその一方で、1インストールあたりの売り上げを12%最適化することにより、年間〜2500万ドルの売上増加に繋がり、これを新たな開発、マーケティング、そしてモバイル・エンジニアへの投資に充てることができます。

こういったコストの最適化が広告主のビジネスに与える影響は非常に大きいと言えます。これが、一部のエキスパートでは「最適化はフリーマネー」と呼ぶ理由でもあります。

勿論、あなたの会社の予算や売上高が大手に比べるは小さいものかもしれませんが、だからこそ、投資に費やす1円あたりの最適化を図る必要があります。

最適化の方法は以下のとおりです。

1) マルチタッチ・アトリビューションの測定

カスタマー・ジャーニーは複雑です。同様に、ユーザーのアプリインストールまでの経路も様々です。

あなた自身がアプリを購入する際やインストールする際の心理を思い出してみて下さい。初めて名前を聞くアプリは、信頼している友人や知人からの薦めがない限り、もしくは、あなたの好奇心をよっぽどくすぐるものでない限り、インストールすることはないでしょう。もしそれがで、というのでもない限り。そして、2度目、3度目とそのアプリの名前を聞くと、序々にインストールへの意欲が高まっていくはずです。

ユーザーが『そんなアプリは聞いた事がない』から『このアプリなしでは居られない』に至るまでにおいて、どれほどのインプレッションとクリックが必要であるという事を知るのは重要です。中でも最も重要なのは、ユーザーへのアプリインストールの呼びかけからインストール完了までのプロセスです。必要とされている広告数は1つ、それとも3つ、もしくは5つでしょうか?

おそらくより重要な点は、どの広告メディアインストールへの導き、どのメディアがインストールへの最後のプッシュを担うのかということ。どちらのタイプのメディアも重要であり、どちらも欠かせません。マルチタッチ・アトリビューションのデータを見ることで、インストールまでの経路で何が起こっているかを把握できるため、次回の交渉時やメディア選びの際に、よりスマートな決断を出来るでしょう。

また、当社のレポートでは、そのユーザーがインストールに至るまでに、どのメディアやキャンペーンを経由したか、3つ前まで遡って確認することが出来ます。 

2) 「アトリビューション・ウィンドウ」の明確な定義

「アトリビューション・ウィンドウ」とは、指定した期間内に発生するインストール対してあなたが支払う広告費を意味します。(広告主の皆様は、出稿されるメディアとの広告契約の際に、「アトリビューション・ウィンドウ」を定めていっらしゃいますか?)

アトリビューション・ウィンドウは10日、30日もしくは45日など色々とあると思いますが、ルックバック・ウィンドウの期間外に行われたインストールを見てみましょう。

もしこの「アトリビューション・ウィンドウ」の期間外にインストールを確認できるようでしたら、次回運用のご担当方との打ち合わせの際に、ぜひ相談をしてみて下さい。

また、別の視点で考えると、それぞれのメディアにおいて、どの「アトリビューション・ウィンドウ」があなたのCVRとユーザー獲得コストにインパクトを与えているかをテストすることが出来ます。

3) アプリ内イベントを利用して最適なユーザーとオーティエンスを探す

日々の広告キャンペーンにおいて、どのようにしてターゲティングするユーザーのROIを改善させるか、日々探してることかと思います。アプリ内イベントから得た分析結果を通じて、どのキャンペーンやメティアが効率良いのかを細かく把握することができ、広告主はキャンペーンをセグメントし ROIに貢献しているオーディエンスを作ることが可能となります。

例えば、トラベルアプリにてサービズを利用するユーザーを行き先、日付、クラス、支払い方法、カスタマーIDなどのパラメーターを用いて、3日間起動していないユーザー 、7日間起動していないユーザー 、頻繁に課金する (旅行する)ユーザーなど、 条件に合致したオーティエンスに分類し、全体的なROIを最大化することができます。

a) ROIが高いオーティエンス (例: ビジネスクラスを利用する短期滞在の旅行者)   

b) ROIが低いオーティエンス (例: メルマガで獲得した、格安プランのみの利用する旅行者)

4) 地域や郵便番号単位でのユーザーの絞り込み

どのようなユーザーをターゲットとするか、地域または都道府県単位で絞り込むことも重要です。当社のローデータレポートを使うことにより、最も質のよい既存ユーザーに似たターゲットを地域や郵便番号単位で絞り込むことが出来ます。

このようなレポートにより、コンバージョン・レート、ユーザーのアプリ使用頻度、ROIそしてLTVを地域単位で細かく絞り込み、将来のユーザーをセグメント化することが出来ます。またこの地域別のセグメントデータを、他のデータと併用し、より質の高いユーザーの獲得に繋げることが出来ます。

例えば、マーケターがどの地域を重視し、マーケティング活動を行っていくかの判断するために、これらのデータを役立てることも出来ます。

5) アトリビューションモデルの評価

全てのメディアにおいて、同じアトリビューションモデルを用いることは出来ません。マーケティング担当者は、異なるタイプのメディアおよび広告に合わせてアトリビューションモデルを考えるべきです。例えば、バナー広告と動画広告は異なり、同じレベルでユーザーの興味関心を惹きつけることができるわけではありません。どのような行動を促せるかというインパクトの大きさにはかなりの開きがあります。

当社のローデータレポートレポートは、アプリのマーケティング担当者に対して、どのような環境においてどのアトリビューションモデルが効果的を示唆してくれます。

6) リターゲティングROIの測定

ほとんどのモバイルユーザーは一日に6—9個アプリを使い、週あたりでは16—20個、月あたりではそれ以上の数のアプリを使います。それ以外のアプリは、実際には一生使われることはほぼなく、モバイルデバイスの中で“幽霊”のように存在しています。

FacebookやTwitter、もしくは超有名ゲーム会社のアプリでない限り、あなたの会社のアプリは、週一、月一、もしくは幽霊アプリのどれかに該当する可能性は否定できないでしょう。よって、休眠ユーザーを再度エンゲージさせるためには、既存ユーザーに対して、新コンテンツ、新製品、新しい契約プランや新しい機能、もしくはアプリ内イベントを知らせるリエンゲージメントの広告を行うことが“マスト”です。

そのためには、まずは広告のROIを知らなくてはなりません。

当社のレポートにより、リエンゲージメント広告の費用対効果を細かくみることが出来ます。費用対効果をみることは、ユーザー群が拡張するにつれてより重要となってきます。

モバイルマーティングは、十分過ぎるほど複雑です。よってレポートはシンプルであるべき。問題を複雑にするようなレポートであるべきではありません。ですから、全てのメディアから入手したデーター(オーガニックインストール含む)の状況を照らし合わせ、顕微鏡レベルで検証しつつ、全体像を俯瞰的視野で捉え、メディア別に綿密な検証を行うことが重要となります。

当社は、的確に分類、構成された情報をお届けする事で、あなたがスマートかつデータに基づいた決断を行うことをサポートします。