アプリマーケターの仕事効率を上げる8つの新機能
今回リリースされた新機能は、一見些細な事のように見えて、実際にはマーケターの皆様の仕事の効率に大きな影響を与えるアップデートが満載です。AppsFlyerでは、このような機能のことを「Pulley(滑車)」と呼んでいます。これらのプロジェクトは、最小限の労力で飛躍的な価値向上をマーケターにもたらします。前置きはさておき、2017年7月のプロダクトおよびプラットフォームに関するアップデートをご紹介します。
以下、各新機能の詳細をすぐに確認できるリンクをご覧ください。
- 代理店データの開示(Agency Transparency)
- OneLinkと全てのAppsFlyer計測リンクにおけるiOS 10.3の機能拡張
- ローデータの強化:オーガニックとSub-SiteIDのレポーティング、全ての広告主アカウントに開放されたローデータのスケジュール機能、TwitterにSiteIDおよびFacebookにAd Typeの項目が追加!
- ネットワーク連携:リアトリビューションと代理店運用に対応したApple Search Adsとの連携強化、代理店へのリアトリビューションおよびサポート、COPPA準拠したFacebook連携、Facebookメッセンジャー計測、MoPub広告収益およびInMobiコスト計測
- DeviceRankに関するアップグレード
- UXに関する4つの大型アップデート:Pivot、カスタムダッシュボード、列の固定、未リリースアプリのステイタスをリリース済みに強制同期
- tvOS SDKにアンインストール計測が追加
- マスターAPIに関するアップデート
- 新しいCordovaおよびReact Native SDKのリリース
代理店の透明性
代理店に広告運用を任せているマーケティング担当者にとって、代理店アクティビティの透明性を高めるニーズがますます高まっています。マーケティング担当者は、実施中の媒体名とその成果、および代理店がどのように事業に貢献しているかについて知る必要があります。
AppsFlyerの新しいAgency Transparency機能を使うことで代理店データの透明性が向上し、クリック1つで代理店の運用媒体を広告主に開示できます。この機能はアプリごとに有効にすることができ、一度有効にすると、掲載メディアからコスト、パフォーマンスに至るまでのデータを確認できるようになり、クライアントの管理画面にも反映されます。
iOS 10.3の機能拡張のためのOneLinkおよびトラッキングリンクに関する大型アップグレード
iOS 10.3では、ほぼすべての主要プロバイダのユニバーサルリンクを無効にしました。しかし、OneLinkおよび全てのAppsFlyer計測リンクでは、iOS 10.3のリダイレクトに対応しております!
皆様にご使用いただける定例レポート付きのオーガニックのローデータのレポートをご紹介いたします!
よくあるご要望にお応えして、オーガニックインストールデータをローデータのレポートとしてダウンロードするオプションを追加しました。オーガニックインストールのローデータのレポートは管理画面からダウンロードできるほか、レポートを受信をスケジュール化してEメールで毎日受け取ることも可能です。また、レポートのスケジュール化は、全ての広告主アカウントで使えるようになりました。また、ローデータにSub-SiteIDが追加されたり、Twitter SiteIDおよびFacebook Ad Typeの項目も加わりました。ローデータをさらにご活用ください!
ネットワーク連携に関する5つのアップデート
- Apple Search Ads:改善されたレポーティング、リアトリビューションの追加、代理店運用にも対応
Apple Search Adsは、ユーザー獲得における最も強力なチャンネルの1つに大変な速さでなりつつあります。Appleの協力のもと、アトリビューションの正確さを高め、リアトリビューションを有効にし、代理店のサポートを追加しました。これにより、これまで以上にApple Search Adsの管理や拡張が容易になりました。 - COPPAに準拠したFacebook
Facebookの協力のもと、COPPA準拠に敏感なマーケティング担当者向けにFacebook上での広告掲載を可能にするソリューションを開発しました。詳細は貴社のサクセスマネージャーにご連絡ください。 - Facebookメッセンジャーが専用チャンネルになりました
トラフィックおよびコンバージョンのキャンペーンでFacebookの新しい広告メッセージ配置機能を利用している場合は、レポートダッシュボード、API、およびローデータのレポートの「Messenger」チャンネルにて、モバイルアプリインストールを計測できるようになりました。これらのインストールの属性を正しく設定するには、実施キャンペーンを必ずFacebookアプリに関連付けてください。 - MoPub広告収益アトリビューションおよびサブパブリッシャーのご紹介
Mopubは、広告主およびパブリッシャー双方にとって強力なメディアソースです。最新の広告収益アトリビューションパートナーであるMopubをご紹介いたします。この直接的な連携により、Mopubのアプリ内広告を実施しているパブリッシャーは関連収益を測定して属性を付けることができ、LTVやROIの計算の質向上や最適化の時間短縮を可能にします。これに関連して、当社はMobubのSiteIDのサポートを追加し、Mobubのアプリインストール属性のアップグレードも行いました。これにより、各インストールまたはエンゲージメントがどのサブパブリッシャーにより行われたかが正確に特定できます。 - InMobiコスト連携に対応!
InMobiでキャンペーンを実施中ですか?AppsFlyerダッシュボードから、InMobiのコストおよびROIをすぐに測定できます。連携済みパートナー画面から [Cost] タブを選択し、Cost連携を有効にし、必要な項目を入力し、[Save and Close]を押したら準備万端!
- Apple Search Ads:改善されたレポーティング、リアトリビューションの追加、代理店運用にも対応
DeviceRankTMに関するアップグレード
より包括的なサポートを提供するため、iOSのインストール検証メカニズムをアップグレードしました。この機能拡張は、DeviceRankTMへの不正監視シグナルの強化を可能にします。これにより、デバイスメタデータプロファイルのランク付けや不正インストール/アクティビティのアトリビューションやこれらの情報を含むレポート作成を防ぎます。
UXに関する4つの大型アップデート
- Pivotの機能拡張
数ヶ月前のPivot機能リリース以来、世界中のマーケターの皆様から素晴らしいご意見を頂きました。皆様のご意見に基づき、いくつかの機能の拡張を行いました。例えば、CSVへのエクスポート機能を改善して複数のディメンションを分離し、編集しやすくしました。また、行の折りたたみの方法にも改善を加え、複雑なPivotレポートをより簡単にナビゲート可能にしました。 - カスタムダッシュボードの機能拡張
カスタムダッシュボードにも新しい風が吹き、ROIとコンバージョン率データ、オーガニック/非オーガニック別のグループ化、チャネル別のフィルタリング、現地タイムゾーンおよび通貨へも対応しております。引き続き皆様のご意見をお待ちしております。 - 位置について…よーい…固定!
大規模なスプレッドシートを利用していると、今どこを見ていたのか見失うことはよくあることかと思います。ですが、スクロール中でも閲覧場所が保持できたとしたら?この度、AppsFlyerダッシュボードのすべてのテーブルにご待望のウィンドウ枠の固定機能を導入しました。 - 未リリースのアプリのステイタスを公開済みアプリに強制同期
アプリを公開したタイミングで、アプリのステイタスをリアルタイムで行いたいですか?ダッシュボードのRefreshボタンをクリックするだけで、ダッシュボードからアプリのステータスをすぐに変更できます。ただし今まで通り、この機能を使わなくても、ダッシュボードはアプリが公開されてから数時間後には自動同期されますのでご安心ください。
- Pivotの機能拡張
アンインストールトラッキング付きのtvOS SDKの更新
最新のtvOS SDKはアンインストールトラッキング機能をサポートしており、ユーザーのリテンションを向上させるための強力なデータポイントを提供します。
マスターAPI
AppFlyer Master APIは、マルチアプリレポーティングの導入によりさらに改善されました。言い換えれば、これにより1つのAPIを介してすべてのアプリのデータを引き出すことができます(こちらはプレミアム機能です)。.
CordovaおよびReact Nativeプラグインのアップデート
AppsFlyerのCordovaプラグインおよびAppsFlyer React Nativeのアップデートが行われ、機能拡張からAppsFlyer ネイティブSDKとこれらのプラグインの間での機能の差がなくなりました。
本アップデート内の機能の詳細については、貴社のサクセスマネージャーまでお問い合わせいただくか、今すぐAppsFlyerのデモをリクエストしてください。