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検証ルールで不正対策を強化

Michel Hayet Michel Hayet Sep 19, 2019

 

 

キャンペーンのターゲットオーディエンスの決定は、今日のツールを使えば複雑なことではありません。高度なセグメンテーションツールにより、欲しいオーディエンスを正確に選択し、パーソナライズしたものに近いメッセージングとクリエイティブでターゲットオーディエンスにリーチできるようになりました。そして当然ですが、エンゲージメントとコンバージョンは向上します。

堅実なセグメンテーションを行うには、包括的な市場調査が必要不可欠です。オーディエンスのサブセグメントや、多様性に細かく対応しようとすると、メッセージやイメージ、さらには期待されるユーザーフローがグループによって異なる可能性があり、それがキャンペーンの成功または失敗につながります。例えば、美味しそうなチーズバーガーの画像を表示したフードデリバリーアプリが、ある市場では好意的に受け入れられ、他の市場では不快に感じられる場合があります。

キャンペーン計画の一環として、人口統計や潜在的な興味などを市場調査に含めるべきですが、それに加えて文化、市場セグメント、行動特性を細かく調査することで、市場へのアプローチとパフォーマンスにおいて一歩前進することができます。

成功するために獲得すべきユーザーを正しく定義することが、アプリと環境の調査で最初に実施するべきことです。アプリのカテゴリと市場戦略は、キャンペーン中のさまざまな時点で、欲しいユーザーのペルソナに対し重要な役割を果たすことになります。

最初の想定をテストし、製品に対する市場の反応、その結果とパフォーマンスに応じて、キャンペーンとターゲットとなるユーザーペルソナが発展していく可能性があります。また発展していくべきでもあります。

そして、ユーザーペルソナの特性をもりこんだキャンペーンを実施することは、これらの特性を特定することと同等に重要です。

期待できる年齢層、興味のある分野、さらには期待できる地域を見極めていくことで、アプリのユーザーベースの全体像を描けるようになります。

 

ここで検証ルールの出番です

欲しいユーザーのいる地域、OS、デバイスなどは、キャンペーンのターゲットとなるユーザータイプと大きく相関します。こういった情報をもとに、先述のような細かなオーディエンスのセグメンテーションが行われるべきです。そして、キャンペーンで一般的に行っているターゲティング層の各サブグループに対し、ルールセットをカスタマイズする必要がある場合があります。

例えば、市場AのAndroid端末の普及率が、iOSが主流の市場Bの普及率より高い場合、市場Aの方がAndroidフォーカスのキャンペーンに対し良い反応を得ることができるかもしれません。

さらに、異なる検証ルールをパートナーごとにパーソナライズすることで、各パートナーの能力や強みに基づいて期待値や目標を細かく設定できます。

KPIを明確にしてパフォーマンスを評価し、キャンペーンの動向を常に把握することで、キャンペーンさらには製品レベルで必要な修正を加えられるようになります。

 

 

忘れてはならない不正対策

残念ながら、正確なターゲティングだけでは健全なコンバージョンを促進できません。

市場調査では、アプローチしようとしている場所、オーディエンスの種類、アプリカテゴリにおける不正行為の蔓延状況を調査することが不可欠です。

例えば、金融アプリでは、69.1%という非常に高い不正率に悩まされており、2019年上半期だけで広告主に7億5000万ドルのコストが発生すると試算されています。金融アプリのマーケターは、2019年現在、不正率が最も低いカジュアルゲームのマーケターとは異なる懸念事項を抱えています。

不正防止の検証ルールを追加することで、欲しいオーディエンスの獲得に一歩近づくことができます。

Protect360のカスタムルールは、キャンペーンのターゲティング検証ルールを補いながら、不正防止機能を強化できるよう設計されています。

カスタムの不正検証ルールは、Protect360で利用できるネイティブの検証機能で、ベンチマークが事前設定されています。このベンチマークは、モバイルアトリビューション市場で広く利用されているAppsFlyerの膨大な経験のもと、長期間に渡り収集してきた何十億ものデータポイントに基づいています。

カスタムルールは、不正インストールの検出とブロックを行うために設定されます。CTIT(クリックからインストールまでの時間)(英語)、顧客ユーザーID、アプリのバージョンを利用し、具体的な品質や測定値に基づいて特定のエッジケースに対応します。 

例えば、インターネットインフラが貧弱である国があります。この国のユーザーは、インストールの完了にかかる時間が他の国のユーザーよりも長くなるので、正当なインストールが不正なインストールと判断される可能性が高くなります。そのため、この国のユーザーによるCTITの設定については検証ルールで考慮する必要があります。

特定のバージョンのアプリが、特定のパブリッシャーや特定ユーザー層を介してしか入手できない場合、他のソースに対するアトリビューションをブロックしたい場合があります。この時にルールセットが柔軟であれば、キャンペーンの特定ケースに対応し、さまざまな仮説を検証することが可能になります。

上記の機能をコントロールできるという大きなメリットに加えて、測定と実施についても責任をもって考慮する必要があります。測定されない検証ルールを強引に設定すると、フォールスポジティブの確率が高くなり、正当なパートナーやトラフィックを不正として誤検知してしまう可能性があります。

検証ルールをカスタマイズする際には、必ず適切な調査を行い、変更内容をしっかりとテストしてから、大規模な決定を行ってください。

望ましい目標を達成するためには、変更を行う際に、サポートを求め、主要なパートナーにも意思決定プロセスに参加してもらい、結果や最適化についてのフィードバックを積極的に得るためにコミュニケーションを取るのが重要です。

 

重要ポイント

検証ルールは、正しく使用することで、優れたツールとなります。変更と最適化を柔軟に行い、キャンペーンのパフォーマンスを向上させ、適切なオーディエンスに適切な方法でアプローチすることで、市場投入戦略において劇的な効果を得ることができます。

AppsFlyerの不正対策へのアプローチについてご興味をお持ちの場合は、Protect360のデモをお申し込みください。