Success Story

自社データと連携し アトリビューション分析を最適化 iOS14.5対応も万全

  • 1,000万人
    シリーズ累計登録者数
  • 45%(2021年4月時点)
    ATTオプトイン率

株式会社カプコンは、複数のカジュアルゲームをリリースしています。
中でもスヌーピーシリーズは、2011年に配信した「スヌーピー ストリート」を皮切りに、「スヌーピー ドロップス」「スヌーピー ライフ」「スヌーピー パズルジャーニー」など、複数のスヌーピータイトルをリリースしており、国内外でのダウンロード数は、累計1000万DLを超えている人気シリーズとなっています。

その中から、AppsFlyerを活用中のアプリの分析や、iOSを取り巻く変化の対応についてモバイルアプリの事業戦略チームの村松照也氏と、分析チームの森竜之氏に聞きました。(敬称略)

――AppsFlyerの分析ツールを入れる前、どんな課題があったのでしょうか。

「以前に利用していた分析ツールは、サマリー化されたレポートは送ってくれていました。しかし、ローデータそのものを手に入れることが出来なかったので、ユーザーレベルのアトリビューション分析は出来ませんでした。また、フラウド対策は、送付されてきたレポートを信じるしかなく、結果として対策が曖昧になっていました。」

――他にも分析ツールがある中で、AppsFlyerを選んだ理由は何だったのですか。

「技術的なサポートが手厚い点です。導入を決める前の段階でも一つ一つ丁寧に説明くださいましたし、アドテクに弱い私のために言葉の定義など全て教えてもらえました。また、欲しい時に欲しいデータを得られることも大きな魅力でした。管理画面も競合他社に比べ、圧倒的に優れていて、マーケティングチームが意思決定をするのもしやすかったと思います。」

村松「営業の立場から言えば、(今や当たり前になりましたが)アプリ計測ツールの導入にお金がかかるため、予算内でアプリの運営をする上で必要な機能が得られるかが重要でした。アドフラウド対策や分析に必要なデータなど、機能とコストのバランスをとりつつ、営業の大谷さんには最適なご提案をいただきました。また分析チームがAppsFlyerの技術力に納得していたことも、私個人の判断としても大きな決定要因でした。」

――ツールの具体的な使い方について教えてください。より鮮度の高いデータ分析ができる「Data Locker」をどう活用していますか。

「実はData Lockerが一番欲しかった機能で、自社データとAppsFlyerのデータを連携して分析しています。これまで全く見られなかったものが見れるので、媒体の選定にも使っています。

具体的に言えば、どの導線からユーザーが入り、どんな動きをするのかがわかるようになりました。
また、社内のデータと照らし合わせることができ、Data Lockerのデータを基にKPIの算出もしています。」

――インターネット上で不正に広告費をだまし取る「アドフラウド」対策に、AppsFlyerの「P360」をどう使っていますか。

「以前はそれほど意識していなかったのですが、上がってくるデータを見て、アドフラウドの多さに驚きました。AppsFlyerのP360はどの媒体がどの種類で、どの程度の件数フラウドが出ているのか、しっかりと把握できます。最近では、検証ルール(Validation rules)が簡単に指定できるようになり、さらに使いやすくなっていますね。直近ですと、すでに配布していないはずの古いアプリバージョンでインストールが大量に発生していたこともあり、そういった不正をブロックするのに活用しています。」

――iOS14.5のリリースに伴い、Appleがユーザーの個人情報保護を目的としたフレームワーク、ATT(App Tracking Transparency)を導入しました。マーケティングの面で制限が大きくなりますが、どう受け止めていますか。

村松「(新iOSで情報の活用を承認する消費者が減り)単純に今までと同じように広告運用の評価ができなくなるのではという懸念はあります。こうした環境の変化を社内で理解してもらう努力をしつつ、今後はこれまで使ってきた獲得単価や回収率といった評価軸とは別に、自分たちでも評価できる指標をつくっていかなければならないのではと思っています。」

――スヌーピーシリーズでは、ATTのポップアップを早くから実装されていました。オプトイン率はどのぐらい上がりましたか。

「『スヌーピードロップス』『スヌーピーパズルジャーニー』の2つで見ると、良いほうでスタートが30%ぐらいだったのが直近は45%に上がりました。これはゲームタイトル(の知名度)によるところも大きいのではと思います。」

――AppsFlyerが約300のアプリを対象に行った調査では、ゲーム分野のATTオプトイン率の平均が30%なので、45%は高い数字ですね。カプコンという会社とスヌーピーシリーズの知名度からユーザーに安心感があるのだと思います。ポップアップの前の説明のメッセージもオプトイン率向上に効いている印象です。どう工夫していますか。

「プランナーの方にお任せしている部分はあるのですが、ユーザーに寄り添い、冷たい印象を与えないような文言にすることに気を使っています」

――最後にAppsFlyerへの期待、要望はありますか。

「今回のATT導入でよくわかりましたが、AppsFlyerは普段の運用だけでなく、ATTに関しても、早くから詳細にわかりやすく説明してもらっているので、困っていることというのは本当にないというのが正直なところです。今後、リターゲティングをサポートする機能の強化をお願いしたいということぐらいでしょうか」

村松「AppsFlyerにはとても満足しています。管理画面が今後のアップデートで今以上に便利になることを期待しています。」