2025年のデータ
トレンドTOP5と
2026年の予測

2025年のデータ<br>トレンドTOP5と<br>2026年の予測
01 主な調査結果
$78B
2025年のUA支出 — iOSにおける非ゲーム投資が牽引し、前年比+13%
成長は完全にiOSによって牽引され、iOSは35%増と大きく伸長した一方で、Androidは横ばいにとどまりました。非ゲーム領域は18%増の530億ドルに拡大し、ゲームはわずか3%増の250億ドルにとどまりました。特にショッピングは全体で70%増、iOSでは123%増と大きく伸長しており、中国発のeコマースアプリによる投資がその背景にあります。
$31B
2025年のアプリリマーケティング支出 — 全体予算に占める割合は29%に上昇
iOSのリマーケティングは前年比71%増の170億ドルと大きく伸長した一方、Androidは10%増にとどまりました。iOSの成長の大半は地理的な拡大によるもので、中東欧、ラテンアメリカ、東南アジアを中心に広がり、欧米市場でも50〜85%の成長が見られました。
57%
マーケターのうちテクニカルAIエージェントを利用、32%はすでにキャンペーン最適化エージェントを導入
AIアシスタントに関しては、1万件のクエリ分析から、60%が高度な分析系の質問であることが明らかになっています。高度なユーザーは、ボリューム(22%)よりも効率性や支出(38%)に重点を置いています。また、クエリの傾向から、ゲーム領域のマーケターは57%が利益率の最適化を重視する一方、リテールおよびフィンテック領域のマーケターは37%が成長(ボリューム・トラフィック)を優先していることが分かります。

欧米市場ではiOSの有料インストールが少なくとも25%以上増加する一方、Androidは横ばいまたは減少

iOSの有料インストールは米国(+31%)、英国(+64%)、カナダ(+80%)で増加した一方、Androidは米国(+8%)、英国(+1%)、オーストラリア(-9%)と伸び悩みました。リマーケティングコンバージョンもiOSでは欧米市場で34〜94%増と大きく伸長し、Androidではメキシコ(+177%)やサウジアラビア(+85%)が成長しました。

クロスプラットフォームにおけるユーザージャーニー:モバイルが全体の60〜80%の活動を占有

ゲーム領域では、モバイルとPCのループが最終段階の活動の79%を占める一方、コンソールはわずか8%にとどまります。非ゲーム領域では、モバイルとCTVを各ステージで行き来する“M字型”のパターンが確認されており、すべての領域においてモバイルが一貫した「ホームベース」として機能しています。


02 はじめに

動き続ける市場

2025年の世界のアプリマーケティング支出は1,090億ドルに到達し、ユーザー獲得(780億ドル)とリマーケティング(310億ドル)の双方で力強い成長を記録しました。しかし、この数字の裏側では、市場構造そのものが大きく再編されつつあることが明らかになっています。

モバイル環境は複数の軸で変化しました。iOSとAndroidの乖離、欧米市場と非欧米市場での異なる動き、ユーザー行動のクロスプラットフォーム化、そしてAI活用の広がりが、技術領域を超えてキャンペーン最適化にまで及んでいます。

今年はiOSの支出が大きく増加した一方で、Androidは横ばいにとどまりました。また、非ゲーム領域は18%成長したのに対し、ゲームはわずか3%の成長にとどまりました。これは主にeコマースおよび金融カテゴリの大幅な伸びによるものです。さらに、欧州は大きな成長を見せる一方で、Android比率の高い地域は絶対値では成長しながらもシェアを落とす結果となりました。

AIの影響はさまざまな側面で顕在化しています。生成AIアプリの支出は8億2,400万ドルに達し、前年比で約50%成長。Androidでは最も成長率の高いカテゴリとなり、iOSでも第4位の成長カテゴリとなりました。マーケティング領域では、AIエージェントが単なる技術サポートから、実際のキャンペーン運用を担う存在へと進化しています。「信頼しつつ検証する(trust but verify)」から「まず検証し、その上で自動化する(verify then automate)」への移行が進み、マーケターはより少ない手動管理でAIにキャンペーン運用を任せることに対して、徐々に抵抗感をなくしています。

同時に、リマーケティングの支出割合は全体の25%から29%へと上昇しました。これは、競争が激化する市場において新規ユーザーの獲得を狙うよりも、既存ユーザーの再活性化の方がユニットエコノミクスに優れていると認識されたためです。

ユーザー行動もまた、従来の計測手法に課題を突きつける形で進化しています。クロスプラットフォームでの利用が一般化し、CTV、PC、コンソールといった他デバイスと行き来する中でも、モバイルが引き続き活動の中心であり続けています。

これらの変化は相互に関連しながらモバイルマーケティングのあり方を再定義しており、2026年を通じて戦略、計測、予算配分に大きな影響を与えていくことになります。

Data sample *
320億
有料アプリインストール数
4万5,000
5,000件以上の有料インストールを獲得したアプリ数
450億
リマーケティングコンバージョン数

すべての結果は、完全に匿名かつ集計されたデータに基づいています。統計的な妥当性を確保するため、厳格なボリューム閾値および手法に従い、これらの条件が満たされた場合にのみデータを提示しています。


03 UA支出

アプリインストール広告支出:国別・プラットフォーム別(2025年)*


アプリインストール広告支出の前年比成長率(2025年 vs 2024年)


04 リマーケティング支出

国別・プラットフォーム別のリマーケティング広告支出(2025年)*

リマーケティング支出の前年比成長率(2025年 vs 2024年)


05 AI活用

AIエージェントの利用率(%)*


06 インストール&リマーケティング

有料インストール数の前年比成長率(2025年 vs 2024年)

リマーケティングコンバージョン数の前年比成長率(2025年 vs 2024年)


07 クロスプラットフォーム

About the authors

Shani Rosenfelder

Director of Global Content Strategy & Market Insights at AppsFlyer

Shani Rosenfelderは、AppsFlyerにてグローバル・コンテンツ戦略およびマーケットインサイトを統括しています。10年以上にわたり、複数の主要テック企業やスタートアップで、コンテンツおよびマーケティング分野の中核的な役割を担ってきました。創造性、分析力、戦略的思考を融合させ、コンテンツ主導の革新的なプロジェクトを通じて、ブランドの信頼性と可視性を高めることに情熱を注いでいます。

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